サンダー・ワッシンク、長坂常、ヨブ・ヴァン・デン・ベルグ、ルーカス・ムニョス、佐久間磨「V2.0」

（PLACE） by methodで、出版レーベル・Rondadeによる企画展「V2.0」が開催される。

　サンダー・ワッシンクは、日本とオランダを拠点に活動するオランダ出身のアーティスト、デザイナー。デザインアカデミー アイントホーフェンを卒業後、同校をはじめとする様々なデザイン機関で教鞭を執ってきた。

　本展では、4名のクリエイターを参加作家として迎える。スキーマ建築計画代表の長坂常、オランダのプロダクトデザイナー ヨブ・ヴァン・デン・ベルグ、スペインのアーティスト ルーカス・ムニョス、本展のキュレーションを担当するRondadeの佐久間磨が参加。

　ワッシンクがデザインした椅子の構造パーツを、様々な背景を持つプロフェッショナルに提供することから、このプロジェクトはスタートした。各クリエイターは与えられた共通の構造部を使用し、それ以外の要素をデザインして個々に椅子を制作。

　本展では、異なるアプローチから生み出された5つのユニークな椅子のコレクションを展示。これらの作品には、持続可能性、コラボレーション、素材の特性、工業プロセス、構成、 そしてものづくりの喜びに対する彼らの考えが反映され、 5人のクリエイターの多様な視点が体現される。