EXHIBITIONS

島袋道浩「音楽が聞こえてきた」

2024.07.04 - 09.23

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 BankART Stationで島袋道浩「音楽が聞こえてきた」が開催される。

 島袋道浩(1969〜)は1990年代初頭より国内外の多くの場所を旅し、そこに生きる人々の生活や文化を見つめ、新しいコミュニケーションやアートのあり方に関する作品を制作してきた。その表現は映像、彫刻、インスタレーション、パフォーマンスなど多岐にわたる。詩情とユーモアに溢れ、メタフォリカルに人々を触発するような作風は世界的な評価を得ている。ヴェニス・ビエンナーレ(2003、2017)やサンパウロ・ビエンナーレ(2006)などの主要な国際展に多数参加し、作品はパリのポンピドー・センターやロンドンのテート・モダンなどにも収蔵。

 本展は「音楽が聞こえてきた」というタイトルのもと、音や音楽に関連する作品で構成される。これまで島袋は作曲家の野村誠や小杉武久、ミュー ジシャンのカシン、モレノ・ヴェローゾ、アート・リンゼイ、ブラジルの吟遊詩人のへペンチスタなど、様々な音に関係する人たちとコラボレーションを行ってきた。日本初公開の「キューバのサンバ」や、関東圏では発表されたことのない作品を含む約10点がBankART Stationの地下空間に会する。