EXHIBITIONS

大竹寛子「Reflection」

Gallery10[TOH]
2024.02.23 - 03.10

メインビジュアル

 Gallery10[TOH] で、大竹寛子による個展「Reflection」が開催されている。

 大竹は2011年東京藝術大学大学院にて博士号取得。日本画の技法をもとに箔や岩絵具を用いて新たな表現を模索し、国内外で活動。蝶や花を「現在の瞬間」の象徴とし、「流動的な瞬間の中にある恒常性」をテーマに制作している。

 本展では、日本画の箔を焼く手法を鏡に応用させる独自の手法を用いたシリーズをインスタレーションとして展示。大竹は「異なる文化の共生、部分と全体の共生、歴史と現代の共生、そして無と有とが共生する美意識を解釈し、日本画という領域を越えて制作していきたい」(ステートメントより)と述べている。