EXHIBITIONS
篠原猛史 -生の臨界点-
GALLERY TOMOで 「篠原猛史 -生の臨界点-」が開催されている。
篠原猛史は京都府生まれ。1981年にニューヨークのプラット・インスティテュートのドローイング専攻を卒業。その後はベルギーを中心に様々な国々を拠点としながらその芸術を磨き上げてきた。初めに渡ったニューヨークではヨーゼフ・ボイスの薫陶を受けその社会彫刻の概念を参照し、また親交のあったキース・へリングとは互いの作品を交換するなど知己を得て、80年代よりその名を知られ始めた。2000年代に入ってからは国内に拠点を移し活動している。
篠原の作品は立体と平面、抽象と具象の区別は特になく、風、水、火や音などあらゆるものを素材と見立てて作品を構成している。これらは単なる造形の構成でもなければ、抽象的なコンセプトの主張でもなく、自然の絶えざる循環と人間の営為によるその関係性といった、現実的な問題についての表現となっている。
近年の主な個展は、「月の臨界角」松坂屋上野店外商サロン(東京、2023 年)、「可視の臨界点」GALLERY TOMO(京都、2020年)など。近年出展したアートフェアとしてACK(国立京都国際会館、2021、2022)、art KYOTO 2023(元離宮二条城、2023)、アートフェア東京 2023(東京国際フォーラム、2023)など。篠原の作品は、大英博物館を筆頭に、アントワープ王立美術館、ブダペスト美術館、ゲント現代美術館、愛知県立美術館、国立国際美術館など、数多くの著名な公共及び民間のコレクションに収蔵されている。
篠原猛史は京都府生まれ。1981年にニューヨークのプラット・インスティテュートのドローイング専攻を卒業。その後はベルギーを中心に様々な国々を拠点としながらその芸術を磨き上げてきた。初めに渡ったニューヨークではヨーゼフ・ボイスの薫陶を受けその社会彫刻の概念を参照し、また親交のあったキース・へリングとは互いの作品を交換するなど知己を得て、80年代よりその名を知られ始めた。2000年代に入ってからは国内に拠点を移し活動している。
篠原の作品は立体と平面、抽象と具象の区別は特になく、風、水、火や音などあらゆるものを素材と見立てて作品を構成している。これらは単なる造形の構成でもなければ、抽象的なコンセプトの主張でもなく、自然の絶えざる循環と人間の営為によるその関係性といった、現実的な問題についての表現となっている。
近年の主な個展は、「月の臨界角」松坂屋上野店外商サロン(東京、2023 年)、「可視の臨界点」GALLERY TOMO(京都、2020年)など。近年出展したアートフェアとしてACK(国立京都国際会館、2021、2022)、art KYOTO 2023(元離宮二条城、2023)、アートフェア東京 2023(東京国際フォーラム、2023)など。篠原の作品は、大英博物館を筆頭に、アントワープ王立美術館、ブダペスト美術館、ゲント現代美術館、愛知県立美術館、国立国際美術館など、数多くの著名な公共及び民間のコレクションに収蔵されている。