EXHIBITIONS
ふぁん・ファン・FUN ~ 扇子(センス)いいね
嵯峨嵐山文華館で 「ふぁん・ファン・FUN ~ 扇子(センス)いいね」が開催されている。
8世紀初頭に中国より伝来したとされる団扇(うちわ)は、涼をとるほかに虫や邪気を払う道具として使われてきた。いっぽう、平安時代に団扇を改良してつくられた扇子(せんす)は、後に神事の道具や貴族の装身具となり、茶道や舞に用いる小道具としても重宝され、美しい絵柄が描かれてきた。また、高貴な身分の人々が備えた品格や女性らしさなどを表現するモチーフとして、しばしば絵画の中にも登場している。いまでも扇は身近なアートとされ、ときに広告メディアやサイン色紙としての役割を果たすこともある。
本展では、京扇子の老舗 「白竹堂」の協力のもと、団扇や扇子が描かれた日本画の作品とともに、主に江戸時代から現代にかけてつくられた様々な扇が展示されている。
出品作家は、中村芳中、幸野楳嶺、竹内栖鳳、鏑木清方、伊東深水、上村松園、山元春挙、菊池契月、西村五雲、小林古径、土田麦僊、伊藤小坡ほか。
8世紀初頭に中国より伝来したとされる団扇(うちわ)は、涼をとるほかに虫や邪気を払う道具として使われてきた。いっぽう、平安時代に団扇を改良してつくられた扇子(せんす)は、後に神事の道具や貴族の装身具となり、茶道や舞に用いる小道具としても重宝され、美しい絵柄が描かれてきた。また、高貴な身分の人々が備えた品格や女性らしさなどを表現するモチーフとして、しばしば絵画の中にも登場している。いまでも扇は身近なアートとされ、ときに広告メディアやサイン色紙としての役割を果たすこともある。
本展では、京扇子の老舗 「白竹堂」の協力のもと、団扇や扇子が描かれた日本画の作品とともに、主に江戸時代から現代にかけてつくられた様々な扇が展示されている。
出品作家は、中村芳中、幸野楳嶺、竹内栖鳳、鏑木清方、伊東深水、上村松園、山元春挙、菊池契月、西村五雲、小林古径、土田麦僊、伊藤小坡ほか。