「コネクト connect 大西晃生×張可可 2人展」

　ギャラリークトーで、「コネクト connect 大西晃生×張可可 2人展」が開催される。

　大西晃生は1996年岡山県生まれ。2019年に京都精華大学デザイン学部イラスト学科イラストコースを卒業した。ストックフォトなどから選んだポートレイトを印刷・加工したものを撮影し、それらをもとに絵画作品を制作。インターネットにおける情報の真偽やイメージの虚構性を作品のテーマとしている。

　張可可（ケオズ）は1986年中国生まれ、エコール・デ・ボ ザール・ダンジェ（フランス・アンジェ）を卒業。現在は若手作家として中国やフランスでの展示を多数行っており、「ART FAIR TOKYO 2023」にも出展した。

　本展では「コネクト」を軸に、活動拠点の異なる大西と張の作品を展示する。大西と張の作品には、かつてモダンアートを牽引したアーティストたちの影響を見ることができる。2人の作品を通して、空間的な隔たりのみならず、時間的に先行する作品との「接続」にも注目した展覧会となっている。

　今年8月には中国南京に位置するTOKU GALLERYにて二人展を開催予定。