新井碧×南谷理加×西村昂祐 トリプル個展「SOLO SOLO SOLO vol.3」

　biscuit galleryでは、新井碧、南谷理加、西村昂祐による展覧会が開催。新進気鋭の若⼿作家3名がギャラリーの1フロアずつを使い、同時に個展を行う企画「SOLO SOLO SOLO」の第3弾となる。

　新井碧は1992年生まれ、茨城県出身。2015年東京造形大学卒業、22年京都芸術大学修士課程修了。無意識的な動作の痕跡に、身体の有限性と絵画の無限性を備える。共生の時代であるからこそ、生命と時間の在り方について問う。

　南谷理加は1998年生まれ、神奈川県出身。2021年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。現在、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻に在学中のペインターだ。

　西村昂祐は1999年兵庫県生まれ。2022年東京藝術大学大学院油画第六研究室入学。画像データを印刷した物に絵具を乗せ、別の支持体に転写する技法で制作を行う。人々に広く認知されているイメージが複製され、消費される過程で、様々なかたちに変化していく社会と、自身の制作を重ねる。現在は転写する行為そのものからできる絵画表現も模索している。

　本展ではbiscuit galleryの3フロアで、アーティスト3名それぞれの個展を展開する。なお「SOLO SOLO SOLO」シリーズの次回は、「長谷川彰宏×五十嵐大地×REMA」展（11月24日〜12月11日）を予定している。