EXHIBITIONS
NACT View 01 玉山拓郎 Museum Static Lights
国立新美術館は2022年より、パブリックスペースを使った小企画「NACT View」シリーズをスタート。第1回は現代美術家の玉山拓郎を招く。
黒川紀章が設計した同館の建築は、スペクタクルでありつつ、細部にまで意匠が凝らされている。「NACT View」シリーズでは今後、多くの人が憩い、通り抜ける広場のようなパブリックスペースを多くの人に楽しんでもらうべく、若手から中堅の美術家、またデザイナーや建築家、映像作家らを招聘し、現代の多様な表現を紹介していく。
最初の招聘作家、玉山拓郎は1990年岐阜県生まれ、東京都在住。愛知県立芸術大学を経て、2015年に東京藝術大学大学院修了した。身近にあるイメージを参照し生み出された家具や日用品のようなオブジェクト、映像の色調、モノの律動、鮮やかな照明や音響を組み合わせ、緻密なコンポジションを持った空間を表現することで知られている。
今回の「NACT View」は「Museum Static Lights」と題し館内の1階ロビーにて、既存の空間を舞台に見知らぬ風景が現れるような、新作のインスタレーション作品を展示する。
玉山は、高さ16メートル、8メートルの逆円錐形をした、美術館ロビーのなかでも中心的な存在感を放っているふたつのコンクリートコーンに着目。このコーンの形状をモチーフとして扱い、美術館の空間全体にまで意識を促すような効果を及ぼす光の作品を生み出す。
黒川紀章が設計した同館の建築は、スペクタクルでありつつ、細部にまで意匠が凝らされている。「NACT View」シリーズでは今後、多くの人が憩い、通り抜ける広場のようなパブリックスペースを多くの人に楽しんでもらうべく、若手から中堅の美術家、またデザイナーや建築家、映像作家らを招聘し、現代の多様な表現を紹介していく。
最初の招聘作家、玉山拓郎は1990年岐阜県生まれ、東京都在住。愛知県立芸術大学を経て、2015年に東京藝術大学大学院修了した。身近にあるイメージを参照し生み出された家具や日用品のようなオブジェクト、映像の色調、モノの律動、鮮やかな照明や音響を組み合わせ、緻密なコンポジションを持った空間を表現することで知られている。
今回の「NACT View」は「Museum Static Lights」と題し館内の1階ロビーにて、既存の空間を舞台に見知らぬ風景が現れるような、新作のインスタレーション作品を展示する。
玉山は、高さ16メートル、8メートルの逆円錐形をした、美術館ロビーのなかでも中心的な存在感を放っているふたつのコンクリートコーンに着目。このコーンの形状をモチーフとして扱い、美術館の空間全体にまで意識を促すような効果を及ぼす光の作品を生み出す。