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EXHIBITIONS

清里フォトアートミュージアム収蔵作品より:原点を、永遠に。

ロベール・ドアノー 兄弟 1934 © Atelier Robert Doisneau/Contact

ルイス・ハイン 10歳の新聞売り、1909年3月 1909

W. ユージン・スミス 楽園への歩み 1946 ©︎ 2022 The Heirs of W. Eugene Smith/PPS

荒木経惟 さっちん 1962-63 ©︎ Nobuyoshi Araki Courtesy of the artist and Taka Ishii Gallery

森山大道 青森・三沢 1971 ©︎ Daido Moriyama Photo Foundation

佐藤信太郎 東京都大田区西蒲田 1997(「夜光」より) 1997 ©︎ Shintaro Sato

大石芳野 ニューギニア:タロイモ畑の母子 1973

岩合光昭 海からの手紙:ヒゲペンギン 1977-79 ©︎ Mitsuaki Iwago

イ・ジーヨン 失恋 2011 ©︎ Jeeyoung Lee

伊原美代子 みさおとふくまる 2012 ©︎ Miyoko Ihara

水谷吉法 Tokyo Parrots 007 2013 ©︎ Yoshinori Mizutani

アル・ラプコフスキー もっとレゴがほしい 2016 ©︎ Al Lapkovsky

 清里フォトアートミュージアムは、コレクションのみで構成した展覧会「清里フォトアートミュージアム収蔵作品より:原点を、永遠に。」を開催する。2021年4月から9月にかけて、米国カリフォルニア州のサンディエゴ写真美術館で開催され、好評を博した展覧会の凱旋帰国展。

 清里フォトアートミュージアム(山梨県北杜市)は1995年、「写真と写真家のために生きる美術館」を目指して開館した。同館の基本理念のひとつに「若い力の写真:ヤング・ポートフォリオ」があり、毎年、世界の35歳以下の若手写真家から作品を公募し、第一線の写真家による選考を経て選ばれた作品を購入、コレクションに加えて展覧会を通じ紹介してきた。

 本展は、「すべての写真家にスタート地点がある。」という清里フォトアートミュージアムの理念を背景に、同館の全収蔵作品から、古今東西の106人の写真家たちが35歳までに撮影した作品を厳選し、153点を一挙公開する。

 会場は「写真草創期から20世紀まで」「戦後の日本写真」「ヤング・ポートフォリオ」の3部で構成。写真史に大きな足跡を残した写真家から、いまを生きる写真家たちまで、各々の「原点」ともいえる時代に生み出された作品群、そして重要な表現メディアのひとつとなった写真が歩んできた歴史をたどる。