EXHIBITIONS
KURA展
YUMA KANO
ISSEY MIYAKE KYOTOではKURA展「YUMA KANO」を開催。異分野や異業種との出会いから様々な「ABLE」を生み出している「A-POC ABLE ISSEY MIYAKE」が、デザイナー・狩野佑真と取り組んだものづくりに焦点を当てる。
A-POC ABLE ISSEY MIYAKEは、服づくりのプロセス全体を新たな視点でデザインしてきた「A-POC」を継承し、発展させていくブランド。本展示では「錆」の模様を織りで表現したものづくりの背景を、狩野との制作プロセスや生地を織り上げるまでの工程を収めた映像や、実際に「収穫」した錆をアクリル樹脂に転写した作品とともに紹介する。
プロダクト「TYPE-Ⅳ」は、錆模様を織り込んだデザインが特徴の5ポケットジーンズ。ジーンズのパターン線を表面に刻んだ一枚の金属板を様々な環境で錆びさせることで、パターン線がきっかけとなり、予期しない美しい錆模様を「収穫」することに成功した。素材には、タテ糸にポリエステル、ヨコ糸に太さの異なる2種の綿が使われ、綿糸の太さと複雑な織組織で立体的な錆の表情が表現されている。
誰もが見過ごしてしまう錆は、じつは様々な色彩が複雑に混ざり合い、美しい模様をつくり上げる。その模様が、エイジング(経年変化)を楽しむジーンズに織りなされる時、そこにたゆたう自然現象の豊かな時間軸が浮き彫りになっていく。
本展は、つくり手と受け手のコミュニケーションによって服の新たな可能性を追求するA-POC ABLE ISSEY MIYAKEと、狩野の作品との出会いを堪能できる特別な機会となる。
A-POC ABLE ISSEY MIYAKEは、服づくりのプロセス全体を新たな視点でデザインしてきた「A-POC」を継承し、発展させていくブランド。本展示では「錆」の模様を織りで表現したものづくりの背景を、狩野との制作プロセスや生地を織り上げるまでの工程を収めた映像や、実際に「収穫」した錆をアクリル樹脂に転写した作品とともに紹介する。
プロダクト「TYPE-Ⅳ」は、錆模様を織り込んだデザインが特徴の5ポケットジーンズ。ジーンズのパターン線を表面に刻んだ一枚の金属板を様々な環境で錆びさせることで、パターン線がきっかけとなり、予期しない美しい錆模様を「収穫」することに成功した。素材には、タテ糸にポリエステル、ヨコ糸に太さの異なる2種の綿が使われ、綿糸の太さと複雑な織組織で立体的な錆の表情が表現されている。
誰もが見過ごしてしまう錆は、じつは様々な色彩が複雑に混ざり合い、美しい模様をつくり上げる。その模様が、エイジング(経年変化)を楽しむジーンズに織りなされる時、そこにたゆたう自然現象の豊かな時間軸が浮き彫りになっていく。
本展は、つくり手と受け手のコミュニケーションによって服の新たな可能性を追求するA-POC ABLE ISSEY MIYAKEと、狩野の作品との出会いを堪能できる特別な機会となる。