EXHIBITIONS

どこかで?ゲンビ 園田昂史「EDELWEISS」

園田昂史 EDELWEISS 2019

 2020年12月より改修工事のため長期休館中の広島市現代美術館。館外展示プロジェクト「どこかで?ゲンビ」の一環として、広島駅南口地下広場ショーウィンドウにて、ドイツを拠点に活動している若手作家・園田昂史(そのだ・たかし)の作品を紹介する。

 園田は1989年熊本県生まれ、2018年広島市立大学大学院芸術学研究科博士後期課程満期退学。現在はアラヌス芸術社会科学大学大学院彫刻専攻に在籍し、彫刻家ヨハン・ブレーメに師事する。自分自身が植物や動物になり変わり、自然やまちのなかに介入するという方法によって作品を制作している。

 今回の展示では、エーデルワイスの花が、長い時間をかけて氷河とともに移動してきた氷河遺存種であるという事実に端を発したビデオパフォーマンス2点を発表する。