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角文平

Bunpei Kado

 角文平は1978年福井県生まれ。2002年武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科金工専攻卒業。06年と07年の、2年連続で岡本太郎現代芸術大賞展特別賞を受賞し、その後1年間のパリ留学を経て、帰国後から本格的に作家活動を開始する。代表作に、クレーンの先に家を接合し、現代都市の住環境の不安感を表した「人間の巣」シリーズなど。自由な発想で日用品を組み合わせ、ものが持つ本来の機能や意味をずらして新たな意味を想像させる立体作品を制作している。また、空き家や学校の教室を使ったプロジェクト、作品周辺の空間を作品の一部として取り込むようなインスタレーションも展開している。近年の個展に「Fountain / Sleep」(アートフロントギャラリー、2018、東京)など。これまで、六本木アートナイト2019、奥能登国際芸術祭2017(石川)「KAAT EXHIBITION 2017」(神奈川芸術劇場)、六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014(兵庫)、瀬戸内国際芸術祭2013(香川)などに参加した。