EXHIBITIONS
角文平:宇宙の箱舟
アーティスト・角文平の個展「宇宙(そら)の箱舟(はこぶね)」が、CUBE1,2,3(渋谷ヒカリエ8階)で開催されている。
角は1978年福井県生まれ。2002年に武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科金工専攻を卒業し、現在は東京都在住。日常的に見慣れたものを組み合わせることで本来のものが持つ機能や意味をずらし、新たな意味を見る側に連想させるような彫刻を制作してきた。近年は空き家や学校の教室を使ったプロジェクトを経て、作品周辺の空間を作品の一部として取り込むようなインスタレーションも展開している。
こうした活動のなかで、主に家(住環境)をテーマにしてきた角。今回は自身の作品を振り返るうち、空想科学的発想がその根本にあったことに気付き、これまでにつくった「家」に関する作品を集結させる。そう遠くない将来に、地面を含む住環境の基盤(地盤)が怪しくなる世界が訪れると仮定し、これに対して、空想科学的解決策を作品として示している。
本展は、角のこれまでの作品によるクロニクル的な展示となるいっぽう、昨今の民間による宇宙開発の再燃をうけた、宇宙移住計画のテーマに沿って付け加えられた要素が新たな展開を見せる展覧会となっている。
角は1978年福井県生まれ。2002年に武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科金工専攻を卒業し、現在は東京都在住。日常的に見慣れたものを組み合わせることで本来のものが持つ機能や意味をずらし、新たな意味を見る側に連想させるような彫刻を制作してきた。近年は空き家や学校の教室を使ったプロジェクトを経て、作品周辺の空間を作品の一部として取り込むようなインスタレーションも展開している。
こうした活動のなかで、主に家(住環境)をテーマにしてきた角。今回は自身の作品を振り返るうち、空想科学的発想がその根本にあったことに気付き、これまでにつくった「家」に関する作品を集結させる。そう遠くない将来に、地面を含む住環境の基盤(地盤)が怪しくなる世界が訪れると仮定し、これに対して、空想科学的解決策を作品として示している。
本展は、角のこれまでの作品によるクロニクル的な展示となるいっぽう、昨今の民間による宇宙開発の再燃をうけた、宇宙移住計画のテーマに沿って付け加えられた要素が新たな展開を見せる展覧会となっている。