ARTISTS

ヴァルダ・カイヴァーノ

Varda Caivano

 ヴァルダ・カイヴァーノは1971年アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれのペインター。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで美術史を学び、2004年に卒業。寒色の絵具、鉛筆の線、意図的に残した余白で画面を構成し、抽象画の可能性を追求している。色や線、筆触や奥行きといった絵画を構成する要素の選択と組み合わせについての実験、ペインティングとの対話を経て、あえて未完にとどめたような描き方は、画家の思考の痕跡を感じさせるとともに、鑑賞者の想像をかき立てる。

 近年の主な個展に、「The DENSITY of the ACTIONS」(The Renaissance Society、シカゴ、2015)、個展(Victoria Miro、ロンドン、2011)、「In the Studio」(小山登美夫ギャラリー、東京、2013)など。グループ展に、「コレクション2:80年代の時代精神から」(国立国際美術館、大阪、2018)、「アートがあればII−9人のコレクターによる個人コレクションの場合」(東京オペラシティ アートギャラリー、2013)、第55回ヴェネチア・ビエンナーレ企画展「エンサイクロペディック・パレス」(2013)などがある。