ARTISTS

アンジュ・ミケーレ

Anju Michele

 アンジュ・ミケーレは1989年イタリア・ヴェネチア⽣まれ。海や⼭、星、⽉、植物、動物、鉱物など、⾃然のエレメントをモチーフとした平⾯作品を制作している。近年では、京都・⻄陣織の銀⽷の材料となる銀紙を⽀持体に、その上に浮遊するような柔らかな円を描いた「circle」シリーズなど、独⾃の絵画表現を展開。自身の想像力から導かれた内なるイメージ、また創造が発生する場としての絵画は、人間が先駆的に自由な存在であることを表現している。2011年より京都を拠点に活動。主な個展に、「イマジナリウム」(シュウゴアーツ、東京、2020)、「UTOPIA」(CAPSULE、東京、2015)。展覧会に、「VOCA展2020 現代美術の展望─新しい平⾯の作家たち─」(上野の森美術館、2020)、ヨコハマトリエンナーレ2014、「⾃由について」(TRAUMARIS、東京、2011)、「愛の過現未」(HIGURE17-15cas、東京、2009)、「Infanzia」(CUBE GALLERY、ヴェネチア、2005)などがある。