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人間の生と死を写す。
「志賀理江子 ブラインドデート」展開催

宮城県を拠点に活動する写真家・志賀理江子が、香川県の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で6月10日から個展を開催する。作家本人が出演するリレートークなど、関連イベントも多数開催予定。

志賀理江子 ブラインドデート 2009 © Lieko Shiga

 写真家・志賀理江子は1980年愛知県生まれ。ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アート卒業後、ロンドンを拠点に活動する。2008年に木村伊兵衛賞、09年にはNY ICPインフィニティアワード新人賞を受賞。現在は、宮城県に拠点を移し制作活動を行っている。

 本展では、09年にバンコクの恋人たちを撮影したシリーズ「ブラインドデート」を始まりとして、「弔い」「人間の始まり」「大きな資本」「死」などをテーマに、写真プリントだけでなく、約20台のスライドプロジェクターによってインスタレーションを構成する。

 関連プログラムとして、志賀の制作スタジオ「スタジオ・パーラー」が所蔵する世界中から集められた書籍を美術館内の図書室に配架する「ブラインドデート・ライブラリー」も同時開催。志賀が聞き手となり、本の執筆者をゲストに迎えるリレートークも行われる。

編集部

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