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NEWS / EXHIBITION - 2018.2.4

同時代を生きた二人の対照的な画家から何が見えるか。「小磯良平と吉原治良」展が兵庫県立美術館で開催

阪神間モダニズムから水脈を分けた二人の美術家、小磯良平と吉原治良。彼らの「対照性」と「類似性」を明らかにする展示が、兵庫県立美術館で開催される。会期は3月24日〜5月27日。

吉原治良 作品3 1934 芦屋市立美術博物館蔵

 日本における具象絵画の巨匠、小磯良平(1903〜1988)と抽象絵画のパイオニア、吉原治良(1905〜1972)。かたや東京美術学校を主席で卒業、かたやほぼ独学で絵画技法を学ぶなど、対照的な二人だが、美術家として活躍していた時代はほぼ同じで、主な活動拠点も神戸・阪神間と共通している。

小磯良平 自画像 1927 東京藝術大学蔵

吉原治良 黒い帽子の自画像 1928 大阪新美術館建設準備室蔵

 本展では、今まで同時に扱う機会に乏しかった小磯と吉原を並べ、彼らの作品を時代ごとに「並置」し、その「同時代性」や「地域性」から垣間見える彼らの「対照性」と「類似性」を明らかにすることで、偉大なるモダニストとしての小磯と吉原の画業を再確認する。

小磯良平 二人の少女 1946 神戸市立小磯記念美術館蔵

吉原治良 作品 1958 芦屋市立美術博物館蔵

 なお、会期中には連続鼎談や、学芸員による解説会などのイベントも予定されている。

information

小磯良平と吉原治良

会期:2018年3月24日〜5月27日
会場:兵庫県立美術館
住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1-1
電話番号:078-262-0901
開館時間:10:00〜18:00(会期中の金・土曜日は夜間開館20時まで) ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月(4月30日は開館、5月1日は休館)
料金:一般 1300円 / 大学生 900円 / 70歳以上 650円 / 高校生以下 無料

event

連続鼎談「吉原治良編
日時:4月22日 14:00〜
出演:加藤瑞穂(大阪大学総合学術博物館招へい准教授)、高柳有紀子(大阪新美術館建設準備室主任学芸員)、鈴木慈子(兵庫県立美術館学芸員)
会場:ミュージアムホール
 
連続鼎談「小磯良平編」
日時:5月6日 14:00〜
出演:辻智美(神戸市立博物館学芸員)、恵崎麻美(関西大学東西学術研究所非常勤研究員)、西田桐子(兵庫県立美術館学芸員)
会場:ミュージアムホール
 
学芸員による解説会
日時:4月14日、5月19日 16:00〜
会場:レクチャールーム

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