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静岡市東海道広重美術館

静岡
 静岡市東海道広重美術館は江戸時代の浮世絵師・歌川広重の名を冠した、日本で最初の美術館。1994年、東海道の宿場町「由比宿」の本陣跡地である由比本陣公園内に開館した。収蔵品は、広重の代表シリーズ「東海道五拾三次之内」(保永堂版東海道)、「東海道」(隷書東海道)、「東海道五十三次之内」(行書東海道)や晩年の傑作「名所江戸百景」など、風景版画の揃物の名品を中心に約1400点を数える。

 館内には「大展示室」「小展示室」のほか、「浮世絵の基礎知識」「ガイダンスルーム」を設置。 エントランスホールには、浮世絵版画摺りの技術を解説する「版画体験コーナー」を設けるなど、「広重」や「東海道」をキーワードに江戸の文化を紹介している。