福島県立美術館

　福島県立美術館は、優れた美術品に触れることによって人々の感受性を高め、情操を養い、憩いと喜びの中に創造の手がかりを得る場として、1984年に開館。福島市街地から近く、市のシンボルとして親しまれている信夫山を背景に、県立美術館・図書館が展開するパノラマは、静けさと落ち着きのある環境を生み出している。

　美術館では、20歳で歿した画家関根正二と同時代に活躍した画家たち、フランス印象派の絵画、ベン・シャーン、ワイエスら20世紀アメリカの絵画など3800点以上の美術品を収蔵し、常設展示で紹介。さらに、様々なテーマに基づき、国内外の美術に焦点を当てた企画展を年5回程度開催している。

　そのほか、実技講座や鑑賞講座など教育普及事業も実施。見る、聞く、つくる・考える空間となることを目指している。