MUSEUMS / GALLERIES

パナソニック クリエイティブミュージアムAkeruE

品川 - 天王洲|東京

「ASTRO(アストロ)」エリア

「GAIA(ガイア)」エリア

「CHAOS(カオス)」エリア

「PHOTON(フォトン)」エリア

「COSMOS(コスモス)」エリア

 パナソニック クリエイティブミュージアムAkeruE(アケルエ)は2021年、パナソニック株式会社の総合情報受発信拠点「パナソニックセンター東京」内に開館。観る・つくる・伝える体験を通して、子供たちの知的好奇心と「ひらめき力」を育むミュージアム。

 美術館と科学館、創作工房の要素を兼ね備え、SDGsやSTEAM教育(*)をテーマとした作品展示から「学び」を提供、また「モノ・コトづくり」を体験できるスペースやワークショップを開いている。

 AkeruEは、パナソニックセンターの2フロアにエリアを展開。2階は、ひらめきにつながる食体験を提供する「E(イー)」、魚と植物を同じシステムで育てる循環型栽培・アクアポニックスから自然の不思議やエコシステムを観察できる「GAIA(ガイア)」、3Dプリンターやレーザーカッターなど様々な機械でモノづくりを体験する「TECHNITO(テクニート)」、交流の場として「CHAOS(カオス)」のエリアが開かれている。

 3階は、テクノロジーとアートの組み合わせで制作された作品が点在する「ASTRO(アストロ)」、来場者たちがテーマに沿って手がけた作品が集まる「COSMOS(コスモス)」、そして、スタジオでストップモーションやスローモーション撮影などを行い、上映できる「PHOTON(フォトン)」の3エリアに分かれる。

 AkeruEの名称は、ギリシャ語の「Eureka」と、ミュージアムが位置する国際文化交流都市・有明(Ariake)に由来。「子供たちの創造力をひき出し、未来への扉を『アケル』」という意味を込め、子供たちが「ひらめき」をカタチにし、発信できる機会をつくることを目指している。

*──Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合的に学習する「STEM教育」に、Art(芸術)を加えて提唱された教育手法。