REVIEW - 2020.5.19前衛としての陶芸とは何か。清水穣評「尼ヶ根古窯─瀬戸黒のはじまり─」展《瀬戸黒茶碗》(尼ヶ根古窯採集、個人蔵)。初期の瀬戸黒は高台が高く、腰が丸い《瀬戸黒茶碗》(可児市採集、多治見市美濃焼ミュージアム蔵)。次第に高台が低く、腰が角張った形になっていく《瀬戸黒茶碗》(土岐市採集、多治見市美濃焼ミュージアム蔵)には口縁などが歪みはじめる様子がみられる《織部黒茶碗》(可児市採集、多治見市美濃焼ミュージアム蔵)には、 線が刻まれたり、形が全体的に歪んで、作為がみられるようになる織部黒茶碗(土岐市隠居西窯出土) 土岐市美濃陶磁歴史館蔵瀬戸黒茶碗(可児市窯下窯出土) 可児郷土歴史館蔵「尼ヶ根古窯─瀬戸黒のはじまり─」の展示風景6 / 7 記事にもどる 編集部