NEWS / REPORT - 2022.7.31

画家の思いを後世に伝える絵画修復プロジェクト。地方美術館の課題に向き合う真鶴町立中川一政美術館

真鶴町立中川一政美術館。1990年「第15回吉田五十八賞」を受賞した建築

「絵画修復から見つめる中川一政の世界」。登壇は修復技術家の内藤朝子

中川一政 1989年 撮影=岡畑考二

中川自らデザインした看板

作陶と静物陶器の展示室

「福浦時代―修復作品を中心に―」の展示風景

中川一政 福浦 1953 キャンバスに油彩 真鶴町立中川一政美術館蔵

ギャラリートークより。右は学芸員の加藤志帆

剥離止めの様子 提供=特定非営利活動法人 美術保存修復センター横浜

展示風景より、中川一政《海の村落》(1963)。中川は額縁も加工しているため、色を合わせて修復した

中川一政《海の村落》のパネル裏面。多くの桟が格子状に組まれている。提供:特定非営利活動法人 美術保存修復センター横浜

中川一政 福浦突堤 1966 キャンバスに油彩 真鶴町立中川一政美術館蔵

ギャラリートーク風景

福浦で制作する中川一政。昭和30年代

展示風景より、箱根駒ヶ岳のシリーズ

展示風景より、中川がコレクションしていたマジョリカ壺と、マジョリカ壺が描かれた作品

書の展示室

展示中の陶芸作品。中川一政 唐津絵皿《天気晴朗》1983(90歳) 唐津/中黒窯にて制作

中川が手がけた掛軸や花入れをしつらえた茶室

再現されたアトリエ

展示風景より、代表的な「薔薇」のシリーズ

展示風景より。中央の岩彩《百合とマジョリカ壺》は96歳のときの作品

横浜市開港記念館で和田英作の油彩画《開港前の横浜村》を公開制作というかたちをとって修復した様子も紹介された

修復の様子

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編集部