画家の思いを後世に伝える絵画修復プロジェクト。地方美術館の課題に向き合う真鶴町立中川一政美術館
真鶴町立中川一政美術館。1990年「第15回吉田五十八賞」を受賞した建築 「絵画修復から見つめる中川一政の世界」。登壇は修復技術家の内藤朝子 中川一政 福浦 1953 キャンバスに油彩 真鶴町立中川一政美術館蔵 剥離止めの様子 提供=特定非営利活動法人 美術保存修復センター横浜 展示風景より、中川一政《海の村落》(1963)。中川は額縁も加工しているため、色を合わせて修復した 中川一政《海の村落》のパネル裏面。多くの桟が格子状に組まれている。提供:特定非営利活動法人 美術保存修復センター横浜 中川一政 福浦突堤 1966 キャンバスに油彩 真鶴町立中川一政美術館蔵 展示風景より、中川がコレクションしていたマジョリカ壺と、マジョリカ壺が描かれた作品 展示中の陶芸作品。中川一政 唐津絵皿《天気晴朗》1983(90歳) 唐津/中黒窯にて制作 展示風景より。中央の岩彩《百合とマジョリカ壺》は96歳のときの作品 横浜市開港記念館で和田英作の油彩画《開港前の横浜村》を公開制作というかたちをとって修復した様子も紹介された 3 / 24
編集部