NEWS / REPORT -

東京初、奈良国立博物館の名品が渋谷に集結。最先端の街で楽しむ仏教美術の粋

第1部 前期展示風景より 撮影=筆者
辟邪絵 天刑星(部分) 紙本著色 平安-鎌倉時代(12世紀) 国宝 奈良国立博物館(4/9~5/8展示) 画像提供=奈良国立博物館
牛皮華鬘(登号) 彩色 截金 平安時代(11世紀) 国宝 奈良国立博物館(4/9~5/8展示) 画像提供=奈良国立博物館
第1部 前期展示風景より 撮影=筆者
第1部 第2章「密教」前期展示風景より 撮影=筆者
第1部 第2章「密教」前期展示風景より 撮影=筆者
第2部 第1章「御仏と出会う―仏像」前期展示風景より、《薬師如来坐像》、《如意輪観音菩薩坐像》《毘沙門天立像》 撮影=筆者
第2部 第3章「仏教香華の粋」前期展示風景より 撮影=筆者
第2部 第2章「うるわしの書」前期展示風景より 撮影=筆者
第2部 第2章「うるわしの書」前期展示風景より 撮影=筆者
展示風景より、国宝《牛皮華鬘》(平安時代11世紀)(4/9〜5/8展示)。東寺に伝わった牛皮製の華鬘は、堂内を荘厳していたもの。現在13枚と残片が遺る。奇跡的に彩色も美しく残った貴重な作品は、裏面も同様に彩色されているそうだ 撮影=筆者
展示風景より、《経帙》(平安時代 12世紀)(4/9〜5/8展示)。複数の経巻をまとめるための上包みである本作は、和紙を芯として雲母と黒く染めた竹ひごを敷き詰めて、色糸で飾り編をした繊細なもの。縁の錦裂や金銅製の蝶の止め金具にも注目 撮影=筆者
展示風景より、《転法輪筒》(平安時代 12世紀)。被蓋を持つ筒状の容れ物は、国家存亡の際などに怨敵降伏のために行われる密教修法の折に壇上に安置される仏具。筒内に相手の姿や名を記した紙を入れるのだという。いわば“呪い筒” 撮影=筆者
展示風景より、《笈(おい)》(室町時代 15世紀)。修験道の山伏が山岳修行に入る際に、仏像や仏具を収納して背負ったもの。緻密な線刻がなされた金具に覆われ、これだけでも相当の重さであることを考えると、彼らの信仰への想いもより感じられる 撮影=筆者
1 / 14

編集部