NEWS / REPORT - 2019.6.11黒人であること、美術館という“安全な”場所。ヴァージル・アブローは初の美術館個展「Figures of Speech」で何を見せたのか?作業中のヴァージル・アブロー Photo by Hanna García Fleer記者会見より。左から空間デザインを担当したサミール・バンタル、ヴァージル・アブロー、キュレーターのマイケル・ダーリンシカゴ現代美術館正面に掲げられる「Question Everything」と記された旗。若者へのメッセージが込められている展示会場外の壁には、ヴァージル・アブローがこれまでインシピレーションを受けたイメージが集められている黄色の番号札が並び事件現場のように見える作品《Options》はシカゴの若者へ向けたもの。左手の壁にかかるのはヴァージル・アブローが初めて担当したルイ・ヴィトンの2019春夏メンズコレクションの広告から。将来のラグジュアリーの消費者は有色人種になるというメッセージが込められているルイ・ヴィトン 2019春夏メンズコレクション Look 28, Louis Vuitton Men’s Collection, Spring/Summer 2019 (“Dark Side of the Rainbow”). Photo by Louis Vuitton Malletier/Ludwig Bonnet.展示風景 Installation view, Virgil Abloh: “Figures of Speech”, MCA Chicago June 10 – September 22, 2019 Photo by Nathan Keay, © MCA ChicagoOff-Whiteのコレクションの後ろには巨大ビルボード作品が並ぶ「音楽」のセクションにはアルバムデザインやステージデザインなどが並ぶ Installation view, Virgil Abloh: “Figures of Speech”, MCA Chicago June 10 – September 22, 2019 Photo by Nathan Keay, © MCA Chicago.アブロー初のルイ・ヴィトン2019春夏コレクションのキャンペーンで使用されたマネキンと、Off-Whiteの2016秋冬のランウェー・ショーで用いられたネオンサイン「デザイン」セクションの展示風景ルイ・ヴィトンのバッグ《For the Love of Money》(2018)ポップアップ・ストア「Church & State」の様子2 / 13 記事にもどる 編集部