「ART OSAKA 2024」が会期を発表。24年7月に2セクション3会場で開催へ

現代美術のアートフェア「ART OSAKA」が次回の会期を発表した。2024年7月18日〜22日の日程で、大阪市中央公会堂、クリエイティブセンター大阪、kagooの3会場で開催される。

ART OSAKA 2023「Expanded」セクションの展示風景より、菅木志雄《間連空》(2013)

 国内最古の現代アートに特化したアートフェア「ART OSAKA」。次回が2024年7月18日〜22日の日程で開催される。

 大阪市中央公会堂を会場とするブース形式のセクション「Galleries」(2024年7月19日〜21日)では、国内外から総勢40軒以上のギャラリーが出展を予定。20代の若手から、国際的に活躍するベテランまで、ギャラリスト独自の審美眼で選び抜かれた作品が展示販売される。とくに、若手・中堅作家の作品が数多く出展されるため、ファーストコレクションに踏み出しやすいのも同フェアの大きな特徴だ。

ART OSAKA 2023「Galleries」セクションの展示風景より

 いっぽう、大阪屈指のアートエリア・北加賀屋のクリエイティブセンター大阪(名村造船所大阪工場跡地)とkagoo(カグー)を会場とする「Expanded」(2024年7月18日〜22日)は、大型作品・インスタレーションに特化したセクション。来年は20組の作家の出展が予定されており、物理的なサイズだけでなく、メディアの垣根を越えた作品が一堂に集まる。

ART OSAKA 2023「Expanded」セクションの展示風景より、木村剛士《see the sun》(2023)

編集部

Exhibition Ranking