2023年、Googleでの検索トレンドを分析した結果、世界中の人々がもっとも興味を持ったミュージアムのランキングが公開されている。
1.ルーヴル美術館(フランス、パリ)
2.大英博物館(イギリス、ロンドン)
3.オルセー美術館(フランス、パリ)
4.ロンドン自然史博物館(イギリス、ロンドン)
5.チームラボプラネッツ(日本、東京)
6.アムステルダム国立美術館(オランダ、アムステルダム)
7.プラド美術館(スペイン、マドリード)
8.ファン・ゴッホ美術館(オランダ、アムステルダム)
9.アメリカ自然史博物館(アメリカ、ニューヨーク)
10.アンネ・フランクの家(オランダ、アムステルダム)
上位3館を占めるのは、パリのルーヴル美術館(1位)、オルセー美術館(3位)とロンドンの大英博物館(2位)。フランスとイギリスの文化観光の中心地としての地位を示している。
4位は、世界最大の鯨類の骨格標本や恐竜の化石、希少な鉱物、動植物の標本などを展示しているロンドン自然史博物館。5位のチームラボプラネッツは、アジアから唯一ランクインしているミュージアムであり、その斬新なアプローチやインタラクティブな体験は広く注目を集めている。
アムステルダムからは、レンブラントやフェルメールなどの巨匠をはじめ、オランダ黄金時代の絵画コレクションで知られるアムステルダム国立美術館(6位)、世界最大の単独のアーティストのミュージアムのひとつであるファン・ゴッホ美術館(8位)、そして第二次世界大戦中にアンネ・フランクの一家などがナチスの迫害から逃れるため隠れていた家を改装したアンネ・フランクの家(10位)が入選。芸術や歴史に関心のある人々にとって魅力的な目的地であることがわかる。
そのほか、マドリードとニューヨークからも、スペイン絵画の最高傑作が収蔵されているプラド美術館(7位)と恐竜の骨格や宇宙船の模型などが人気を集めているアメリカ自然史博物館(9位)がそれぞれランクインしている。