今年のヴェネチア・ビエンナーレで初のNFT展が開催。カメルーン・パビリオンを舞台に作品販売も

今年開催される第59回ヴェネチア・ビエンナーレにおいて、カメルーン・パビリオンとブロックチェーンやNFTの投資家らによる団体「Global Crypto Art(GCA)DAO」が共同企画したクリプトアート展が初めて開催される。

ヴェネチア Photo by Stijn te Strake on Unsplash

 今年4月20日〜11月19日に開催される第59回ヴェネチア・ビエンナーレにおいて、初めてのクリプトアートの展覧会が行われる。

 会場となるのは、今年初めて出展するカメルーン・パビリオンの一部。企画は、アーティスト、コレクター、キュレーターや、ブロックチェーンやNFTの投資家による団体「Global Crypto Art(GCA)DAO」が担当する。

 展覧会テーマは「The Time of The Chimeras」。キュレーターのサンドロ・オルランディ・スタグルが、ビエンナーレのメインテーマである「The Milk of Dreams」に沿って「想像力」に価値を与えることを意図したという展示となる。

 参加アーティストは15人のGCAカウンシルによって選ばれた最大27名。各アーティストは、少なくともひとつのNFTを寄付し、それをオンラインプラットフォームに出品して販売することが求められている。その他のNFT作品は、GCAの特別な許可により、第三者のプラットフォームで展示・販売することもできる。

 上記の販売による収益の一部はGCAに寄付され、初期の投資家、GCAカウンシル、作業チームや、持続可能な開発のための基金に還元されるという。

 Artnet Newsによれば、スタグルは声明文で「カメルーンは、現在の内部分裂から抜け出そうと努力している国だ。最初にドイツ、次にイギリス、フランスによる植民地支配が終わったあと、とくに英語圏とフランス語圏の間に強い緊張が生じている」としつつ、今回の展覧会は「カメルーンの若い世代にとって、国際的なキーであるNFTの新興世界を探求することで、出口と発展の可能性を表している」と述べている。

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