新たなアートフェア「DELTA Experiment」が開催。東京、大阪、京都の7ギャラリーを厳選して紹介

　世界的なアートフェアの多くが開催中止を余儀なくされるなど、コロナ禍はアートのビジネス環境、そしてギャラリーやアーティストの活動にも大きな影響を及ぼしている。

　こうした状況とともに、大阪において先鋭的かつ新しい感性を持ったギャラリーやディレクターによるプレゼンテーションが不足していることへの問題意識から、新たなアートフェア「DELTA Experiment」が大阪のTEZUKAYAMA GALLERYで開催される。会期は8月28日～30日。

　同フェアは高橋亮（DMOARTS／digmeout／UNKNOWN ASIA）、岡田慎平（TEZUKAYAMA GALLERY）の共同主催によるもの。東京、大阪、京都の7つのギャラリー厳選し、実際の会場・オンラインともに、ギャラリーとコレクター、アートファンをつなぐ新しい「場」の創造を目指す。

　出展ギャラリーは、FM802／FM COCOLOのアートプロジェクト「digmeout」プロデュースのアートギャラリーDMOARTS（大阪）、2019年に浄土寺の「浄土複合」に移転したFINCH ARTS（京都）、アーティストの高田光と吉田山が企画運営するアートスペース・FL田SH（東京）、EUKARYOTE（東京）、HARMAS GALLERY（東京）、LEESAYA（東京）、TEZUKAYAMA GALLERY（大阪）。

　会場はPeatixによる事前予約優先制。8月29日には、出展ギャラリーのディレクター陣によるトークショーも開催され、Instagramの公式アカウントで配信予定だ。