青森アートミュージアム5館連携協議会が設立。青森のアートの魅力を国内外へ発信

青森県立美術館、国際芸術センター青森、弘前れんが倉庫美術館、八戸市新美術館(仮称)、十和田市現代美術館が連携する「青森アートミュージアム5館連携協議会」が設立された。

5美術館と県観光連盟の代表者。左から、鷲田めるろ(十和田市現代美術館)、三上雅通(弘前れんが倉庫美術館)、杉本康雄(青森県立美術館)、八桁幸男(国際芸術センター青森)、田名部政一(仮称:八戸市新美術館)、高坂幹(青森県観光連盟)

 青森県内の5つの美術館、青森県立美術館、国際芸術センター青森、弘前れんが倉庫美術館、八戸市新美術館(仮称)、十和田市現代美術館が連携する「青森アートミュージアム5館連携協議会」が設立された。

 同協議会では、青森のアートの魅力を国内外へ発信するとともに、県民及び観光客の県内周遊の促進し、文化、経済、教育などの幅広い分野で地域振興に寄与することを目指す。

 2020年度の活動は、概要や展示スケジュールなどの情報発信を行う5館共通ウェブサイトの作成や、5館の魅力を発信するトークイベント等の実施、連携促進に関する事業を実施など。

弘前れんが倉庫美術館

 7月11日には弘前市に田根剛が建築設計を手がけた弘前れんが倉庫美術館がグランドオープン。また、2021年夏頃には、敷地中央にパブリック・スペース「ジャイアントルーム」を擁する八戸市新美術館の開館が予定されるなど、県内各地域に根ざした美術館文化が醸成されつつある青森県。

 同協議会の設立によって各館の連携が高まることで、より一層の相乗効果が期待される。

八戸市新美術館外観イメージ 提供=八戸市

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