アートミーツケア学会による2026年度総会・大会「アートとケアの出会いなおし」が大阪で開催

アートミーツケア学会による2026年度総会・大会「テーマ:アートとケアの出会いなおし ~タコ型研究実践? なんのこっちゃ、しらんけど~」が、大阪にて10月31日、11月1日の2日間にわたって開催される。

 アートミーツケア学会による2026年度総会・大会「テーマ:アートとケアの出会いなおし  ~タコ型研究実践? なんのこっちゃ、しらんけど~」が、大阪にて10月31日、11月1日の2日間にわたって開催される。実行委員長は弘田陽介(大阪公立大学)。

 アートミーツケア学会は、アートやケアに関わる現場や研究領域で活動する約200名が所属する 2006年に設立された団体だ。人間の生の恢復(かいふく)を支えるアートやテクノロジーの役割について考え、新しい知と、新しい美の地平をひらき、人の生きやすい社会、文化をつくること。そして、研究者、実践者の枠を越え、研究と現場を行き来し、豊かな感性から確かな知をうみだしていくことを目指してきた。

 設立から20周年を迎える今年は、年次大会を大阪で開催する。副題に「タコ型」とあるように、脚で触れ、脚で考え、脚で動くタコにならい、触手が触れ合ったその場所で新たな実践やアイデアが生まれるような研究実践へと進化させていくことを目的としている。

アートとケアの新たな実践を紹介

 1日目に行われる総会に加え、メインコンテンツとなるのは2つのKeynote Lectureだ。1つ目の「形になる、その手前で」では、「整体」の創始者・野口晴哉の旧居で、稽古場・書店・音楽室を開く野口晋哉(一般社団法人晴風学舎)が登壇。「整体はなぜ生活に根ざした文化につながるのか」をテーマに、身体観を時代の言葉へ翻訳・編集し直す試みについて語る。

 2つ目の「社会変革の手法としてのアート – メコン・カルチュラル・ハブの実践から」では、芸術と社会の交差点から包摂的で持続可能なアジアを目指す文化実践者を支援する国際的なネットワーク「メコン・カルチュラル・ハブ」のナレッジ・ハブ・リード、ジェニファー・リー(Jennifer Lee)が登壇。文化変革の担い手たちがどのようにコミュニティを基盤とした実践を進め、有意義でインクルーシブな変革を追求しているかを共有する。

 また、2日目は研究発表・実践報告のプレゼンテーションやアートとケアの実践に関する分科会などが開催される予定だ。

 本総会・大会は、事前申し込みが定員に達したため、現在、参加申し込みを終了している。ただし、1日目には申し込み不要・無料で参加できる体験ブースや、後日配信されるKeynote Lectureのアーカイブ視聴など、一部の企画は引き続き申し込み可能だ。なお、メンバー限定のメールマガジン配信や動画配信など、会員限定のコンテンツも用意されているため、関心のある方は学会の活動をチェックしてみてほしい。

編集部