キャンバス上に揺れ動くストライプや水玉の風景。「今井俊介 スカートと風景」が東京オペラシティ アートギャラリーで開催

鮮やかなストライプが印象的な絵画シリーズを手がけるアーティスト・今井俊介。その個展「今井俊介 スカートと風景」が東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。会期は4月15日〜6月18日。

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館展示風景 2022 撮影=岡野圭

 鮮やかなストライプが印象的な絵画シリーズを手がけるアーティスト・今井俊介(1978〜)。その初めての美術館での個展「今井俊介 スカートと風景」が東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーに巡回する。会期は4月15日〜6月18日。

今井俊介 untitled 2017 アクリル、カンヴァス 東京都現代美術館蔵

 今井は武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コースを修了。具象と抽象、平面と立体、アートとデザインという境界を行き来しながら、その表現方法を探究し、独自の色彩感覚を生かした絵画制作を続けてきた新進気鋭のアーティストだ。ストライプや水玉を基調としたこれらの絵画シリーズは、今井がある時何気なく目にした知人の揺れるスカートの模様や、量販店に積み上げられたファストファッションの色彩に強く心を打たれた体験が原点となっているという。

 本展は2022年に丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催された、美術館における初めての個展を東京に巡回するものだ。東京会場では、ストライプの絵画に至る過程ともいえる作品群を新たに追加。初期作品から新作までの絵画を中心に、立体作品や舞台映像作家・山田晋平との共作による映像作品、インスタレーション、ファッションブランドとのコラボなど、様々な表現技法で制作された作品群が紹介される。

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館展示風景 2022 撮影=岡野圭
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編集部

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