「パフォーマンスとメディア・アートのラディカリズム」。京都賞受賞のジョーン・ジョナスによるワークショップをチェック
第34回京都賞(思想・芸術部門)を受賞する美術家のジョーン・ジョナス。ビデオ・パフォーマンスなどを用いながら独自の視覚言語を創造してきたジョナスによるワークショップ「パフォーマンスとメディア・アートのラディカリズム-ジョーン・ジョナスとその変遷あるいは継承-」がロームシアター京都で開催される。開催日時は11月14日 19:00〜。
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稲盛財団が、科学や文明の発展、人類の精神的深化と高揚に貢献した人物を讃えるものとして創設した「京都賞」。今年の第34回京都賞の思想・芸術部門は、美術家のジョーン・ジョナスが受賞する。
ジョナスは1936年ニューヨーク生まれ。58年にマサチューセッツ州のマウント・ホリオーク大学を卒業後、ボストン美術学院で彫刻と絵画を学び、65年にコロンビア大学大学院彫刻専攻を修了した。
60年代後半より、パフォーマンスとメディア・アートを融合させた芸術表現に先駆的に取り組んできたジョナス。約半世紀にわたって、ビデオ・パフォーマンスを中心に様々な表現手段を駆使した独自の視覚言語を創造してきた。また、その制作活動に加えて、教育者としても後続の育成など、幅広い世代のアーティストに多大な影響をもたらしている。
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今回、稲盛財団は、11月の京都賞ウイークに向けて様々なイベントを企画。その一環として、ジョナスによるワークショップ「パフォーマンスとメディア・アートのラディカリズム-ジョーン・ジョナスとその変遷あるいは継承-」がロームシアター京都で開催される。
本企画では、ジョナスの基調講演と作品上映に続き、笹岡由梨子、金氏徹平、contact Gonzoによるパフォーマンスを実施。パフォーマンス後には、ジョナスと笹岡、金氏、contact Gonzoとの対話が行われる。また、これに先駆けて11月11日に開催されるジョナスによる記念講演「イン・ザ・シャドウ・ア・シャドウ」もあわせてチェックしたい。
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