INSIGHT / PROMOTION - 2017.2.25上田麗奈と藤ちょこ先生のデジタルペイント講座12[最終回]仕上編「openCanvas」でデジタルペイントに挑戦する声優の上田麗奈当初「印象派の絵のような作品」を目指して制作を始めた上田。「水色やピンクの、夢のなかの景色のような感じ」というイメージには近くのだろうか水色に塗りつぶしたレイヤーを「比較(明)」モードで表示。全体のトーンが統一されることで、おしゃれな雰囲気になる全体的に静かな印象でまとまった水色のフィルタに、ピンクや黄色を加えて、人物と背景にメリハリをつける上田。藤ちょこ先生のアドバイスを受けながら、画面に現れる効果を自分なりに理解して作業を進める第6回で使用した藤ちょこ先生の手描きのイラストを、ここでもテクスチャーとして活用。ぼんやりしていた樹木の枝葉に質量が出てきた作業が進むにつれ、数十枚に増えたレイヤー。どのレイヤー上にどの部分の描画があるかを把握しておけば、あとからレイヤーの順序を変えたり、レイヤーとレイヤーの間に新たな描画を加えるのが、簡単になるコツコツと線や点を重ねて絵を描くことが得意な上田にとって、画面全体をフィルタによって演出する絵づくりは、まさにデジタルペイントならではの表現の習得作品を構成する三原色を少しずつずらすことで、輪郭がブレて独特の世界観になる1年間にわたった講座の集大成。上田麗奈のデジタルペイント作品第2作目にサインが入り、完成ペイントソフト openCanvas パッケージ版9 / 10 記事にもどる 編集部