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上田麗奈と藤ちょこ先生のデジタルペイント講座12[最終回]仕上編

「openCanvas」でデジタルペイントに挑戦する声優の上田麗奈
当初「印象派の絵のような作品」を目指して制作を始めた上田。「水色やピンクの、夢のなかの景色のような感じ」というイメージには近くのだろうか
水色に塗りつぶしたレイヤーを「比較(明)」モードで表示。全体のトーンが統一されることで、おしゃれな雰囲気になる
全体的に静かな印象でまとまった水色のフィルタに、ピンクや黄色を加えて、人物と背景にメリハリをつける上田。藤ちょこ先生のアドバイスを受けながら、画面に現れる効果を自分なりに理解して作業を進める
第6回で使用した藤ちょこ先生の手描きのイラストを、ここでもテクスチャーとして活用。ぼんやりしていた樹木の枝葉に質量が出てきた
作業が進むにつれ、数十枚に増えたレイヤー。どのレイヤー上にどの部分の描画があるかを把握しておけば、あとからレイヤーの順序を変えたり、レイヤーとレイヤーの間に新たな描画を加えるのが、簡単になる
コツコツと線や点を重ねて絵を描くことが得意な上田にとって、画面全体をフィルタによって演出する絵づくりは、まさにデジタルペイントならではの表現の習得
作品を構成する三原色を少しずつずらすことで、輪郭がブレて独特の世界観になる
1年間にわたった講座の集大成。上田麗奈のデジタルペイント作品第2作目にサインが入り、完成
ペイントソフト openCanvas パッケージ版
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編集部