EXHIBITIONS
世界の終わりと環境世界
GYRE GALLERYで展覧会「世界の終わりと環境世界」が開催される。本展企画は飯田高誉(スクールデレック芸術社会学研究所所長)。
本展は国内外のアーティストの作品を通して、これからの未来について考えるもの。「人間中心主義」から離脱し、私たちがすべて異なる「環境世界」に生きていることへの認識に到達できるのかを問いかける。
出展作家は、水玉と網目を用いた幻想的な絵画で知られる草間彌生、神話や哲学から派生する独特の異空間をつくり上げるアニッシュ・カプーア、生きものとの関わりから生まれるもの、あるいはその関係性を提示するAKI INOMATAのほか、荒川修作、加茂昂、大小島真木、リア・ジローの7名。
核の脅威と地政学的緊張、環境破壊と地球温暖化がもたらすだろう「世界の終わり」。本展企画者の飯田高誉は、「世界の終わり」がいまや宗教的預言でも科学的予測でもなく、いまここにあり身体的に知覚され経験されるカテゴリーであると述べている。本展は「世界の終わり」まで生き延びるためではなく、「世界の終わり」とともに生きるために、政治的なもの、社会的なもの、人間的なものの交差する地点にあらわれる破局的主題と対峙し、近代の諸概念を根源的に問い直す展覧会となる。
本展は国内外のアーティストの作品を通して、これからの未来について考えるもの。「人間中心主義」から離脱し、私たちがすべて異なる「環境世界」に生きていることへの認識に到達できるのかを問いかける。
出展作家は、水玉と網目を用いた幻想的な絵画で知られる草間彌生、神話や哲学から派生する独特の異空間をつくり上げるアニッシュ・カプーア、生きものとの関わりから生まれるもの、あるいはその関係性を提示するAKI INOMATAのほか、荒川修作、加茂昂、大小島真木、リア・ジローの7名。
核の脅威と地政学的緊張、環境破壊と地球温暖化がもたらすだろう「世界の終わり」。本展企画者の飯田高誉は、「世界の終わり」がいまや宗教的預言でも科学的予測でもなく、いまここにあり身体的に知覚され経験されるカテゴリーであると述べている。本展は「世界の終わり」まで生き延びるためではなく、「世界の終わり」とともに生きるために、政治的なもの、社会的なもの、人間的なものの交差する地点にあらわれる破局的主題と対峙し、近代の諸概念を根源的に問い直す展覧会となる。