EXHIBITIONS

「がまくんとかえるくん」誕生50周年記念

アーノルド・ローベル展

2022.04.22 - 06.05

『ふたりはきょうも』(1979)表紙下絵
Courtesy of the Estate of Arnold Lobel.
© 1979 Arnold Lobel. Used by permission of HarperCollins Publishers.

『ふたりはともだち』(1970)「すいえい」原画(墨版)
Courtesy of the Estate of Arnold Lobel.
© 1970 Arnold Lobel. Used by permission of HarperCollins Publishers.

『ジャイアント・ジョン』(1964)試作本
Collection of The Eric Carle Museum of Picture Book Art,
Gift of Adrianne and Adam Lobel, The Estate of Arnold Lobel.
© 1964 Arnold Lobel.

『ローベルおじさんのどうぶつものがたり』(1980)原画
Courtesy of the Estate of Arnold Lobel. © 1980 Arnold Lobel.
Used by permission of HarperCollins Publishers.

アーノルド・ローベル (1974年)
Courtesy of the Estate of Arnold Lobel. © The Estate of Arnold Lobel.

 2022年4月にグランド・オープンする市立伊丹ミュージアムで、「アーノルド・ローベル展」が開催される。

 アメリカの絵本作家アーノルド・ローベル(1933〜1987)の代表作であり、深い友情で結ばれたふたりのかえる「がまくんとかえるくん」の物語は、日本でも小学校の教科書に採用されるなど、シリーズ最初の本が出版されてから半世紀を経たいまなお、世界中で愛されてきた。

 ローベルは子供の頃から絵本作家になることを夢見て、ブルックリンのアートスクール「プラット・インスティテュート」で学び、 54年の短い生涯を閉じるまでのあいだに、100冊もの絵本を世に送り出した。

 本展は、エリック・カール絵本美術館との共同企画により、ローベルを日本で初めて本格的に紹介する。

 代表作である「がまくんとかえるくん」のシリーズ全4冊をはじめ、『ふくろうくん』や『ローベルおじさんのどうぶつものがたり』など約30冊の絵本を、貴重な原画や下絵、スケッチなど約200点とともに展示。あわせて、「つみきのいえ」で知られるアニメーション作家・加藤久仁生が、「がまくんとかえるくん」の日常を描いたアニメーション作品「一日一年」も特別上映する。