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EXHIBITIONS

京芸 transmit program 2022

小松千倫、阪本結、野村由香

野村由香 繰り返される営み 2019 撮影=高嶋清俊

阪本結 Landscapes(洛西) 2021

小松千倫 Endless Summer 2021 撮影=高木遊

小松千倫 MOB WORLD(STONED OCEAN) 2021 撮影=竹久直樹

阪本結 Landscapes(久世) 2020

野村由香 Repetitive-Activity 2019 撮影=やまねかおり

「京芸 transmit program」は近年に京都市立芸術大学・大学院を卒業・修了した若手作家のなかから、いま注目してほしいアーティストを取り上げるプロジェクト。日本のなかでもアーティストの活動が盛んな京都で、期待の新星を紹介するシリーズとして、毎年春に開催されてきた。

 今年度は、音楽家・美術家・DJとして活動しながら、インターネットによる情報環境の下における身体経験の記録や伝承をテーマに、光や音を介して制作する小松千倫(メディア・アート)、日々刻々と移りゆく自然や都市の様々な景色を取材し、それらがキャンバスの上で混ざり合う架空の風景画へと結実させる阪本結(油画)、そして、生活における振る舞いや、食事・排泄などの不可欠な営みに関心を寄せ、変化しつづける社会のなかで個人がどのように生きられるかをテーマに作品を展開している野村由香(彫刻)の3名が出展する。

 社会や生活環境における変化は、様々なかたちで私たちの前に現れる。ゆるやかに移り変わっていくときも、あるいは強勢で思いがけない変化がもたらされるときも、私たちはそれらの流れを受け入れながら、考え方や知覚の在り方を絶えず更新し続けている。そしていつの時代も、アーティストたちは、すぐそこで起こる出来事や変化にしなやかな態度で寄り添い、新たな創造へと転換してきた。時代の変化を読み取る鋭敏な感覚を持つ小松、阪本、野村の創作活動は、刻一刻と状況の変わる現代に生きるための新たな気づきをもたらしてくれることだろう。