シュウゴアーツショー

　シュウゴアーツでは、千葉正也、小林正人、近藤亜樹、リー・キット、アンジュ・ミケーレ、髙畠依子のアーティスト6名によるグループ展「シュウゴアーツショー」を開催している。

　本展は、鼻に絵具の塊を付けて絵筆を咥えた《画家の肖像（ペア）》を含む小林正人の新作群を中心に、昨年11月に山形美術館で開催された近藤亜樹の個展「星、光る」の出品作品および新作、漆喰を用いた髙畠依子の新シリーズ「CAVE」、さらに千葉正也、リー・キット、アンジュ・ミケーレらの作品を織り交ぜ、バラエティに富んだ展示となる。

　ビルドゥングスロマン完結編となる『この星の絵の具』下巻を今年刊行予定の小林正人や、「VOCA展 2022」（3月11日〜30日）および国際芸術祭「あいち2022」（7月30日〜10月10日）への参加が発表されている近藤亜樹、また今年4月よりソウルのGana Art Nineoneでの個展を予定している髙畠依子ら、ますます活躍が期待されるシュウゴアーツ所属のペインターたちによる競演を楽しむことができる。