EXHIBITIONS
瀧本幹也写真展「PRIÈRE」
瀧本幹也写真展「PRIÈRE」が大阪市中央公会堂の特別室で開催される。写真家・瀧本幹也にとって大阪での初展示となる。
瀧本は1974年生まれ。広告写真やCM映像をはじめ、国内外での作品発表や出版など幅広く活動を続ける。写真と映像で培った豊富な経験と表現者としての視点を見出され、是枝裕和監督から映画撮影を任され、『そして父になる』『海街diary』『三度目の殺人』と独自の映像世界をつくり出している。
2020年、京都・妙満寺で開催された瀧本の写真展「CHAOS 2020」。人智の及ばない大自然をとらえた作品群のなかに、南極大陸で撮影された7連作品があった。そこに添えられた1点の菜の花の写真、その存在が示唆したのは、厳しい冬の先にある春を見つめる写真家のまなざしだった。
それから1年を経て開催される「PRIÈRE」は、瀧本が「祈り」をテーマに撮り下ろした新作映像とプリントによる写真展となる。
展示会場は国の重要文化財に指定される大阪市中央公会堂。そのなかでも、現代では再現できない職人の技巧にあふれ、部屋そのものが芸術品といわれる特別室に、コロナ禍における写真の在り方を問い続けてきた瀧本の新作が並ぶ。
4K大型プロジェクションに映し出される映像作品と、厳選されたプリント作品がとらえた光の瞬きは、「祈りのオーケストラ」をテーマとした展示空間を織りなし、来場者自身の内側にふれるような体験を生み出す。
瀧本は1974年生まれ。広告写真やCM映像をはじめ、国内外での作品発表や出版など幅広く活動を続ける。写真と映像で培った豊富な経験と表現者としての視点を見出され、是枝裕和監督から映画撮影を任され、『そして父になる』『海街diary』『三度目の殺人』と独自の映像世界をつくり出している。
2020年、京都・妙満寺で開催された瀧本の写真展「CHAOS 2020」。人智の及ばない大自然をとらえた作品群のなかに、南極大陸で撮影された7連作品があった。そこに添えられた1点の菜の花の写真、その存在が示唆したのは、厳しい冬の先にある春を見つめる写真家のまなざしだった。
それから1年を経て開催される「PRIÈRE」は、瀧本が「祈り」をテーマに撮り下ろした新作映像とプリントによる写真展となる。
展示会場は国の重要文化財に指定される大阪市中央公会堂。そのなかでも、現代では再現できない職人の技巧にあふれ、部屋そのものが芸術品といわれる特別室に、コロナ禍における写真の在り方を問い続けてきた瀧本の新作が並ぶ。
4K大型プロジェクションに映し出される映像作品と、厳選されたプリント作品がとらえた光の瞬きは、「祈りのオーケストラ」をテーマとした展示空間を織りなし、来場者自身の内側にふれるような体験を生み出す。