EXHIBITIONS

横溝美由紀「Landscape-光の集積」

2021.12.11 - 2022.01.29

横溝美由紀 landscape – study for Water lilies by Claude Monet(部分) 2021 © Miyuki Yokomizo

 MARUEIDO JAPANでは、横溝美由紀の個展「Landscape-光の集積」を開催。本展は、東京・銀座のポーラミュージアムアネックスで同時期に開催される「Landscape やわらかな地平のその先に」(~2022年1月30日)と連動し、「Landscape」をテーマに展開される。

 横溝は多摩美術大学彫刻科を卒業後、光や時間、空間などをテーマに、透明性があり繊細な素材を使いサイトスペシフィックなインスタレーションを国内外で数多く発表してきた。光がつくり出す空間をテーマとする2つの個展で横溝は、目の前にある移ろいゆく光の変化を画面のなかで描き求めたクロード・モネの「睡蓮」が織りなす色彩からイメージを膨らませ、空間から風景へとその表現を押し広げていく。

 ポーラミュージアムアネックスでは、プラスティック製のレンガ型ブロック「aero sculpture」が数千個とグリッド状に積層されるインスタレーションを展開。そしてMARUEIDO JAPANでは、新しい試みである、艶やかな陶器が整然と床に並び、まるでモネの「睡蓮」を想起させるかのように光を集め、移う。