EXHIBITIONS
ドキュメンツ 忘れえぬ記憶 生まれくる風景
長野良市 豊永和明 長野梢人
2020年7月に発生した豪雨により甚大な被害を受けた熊本県。本展「ドキュメンツ 忘れえぬ記憶 生まれくる風景」は、被災当時とその後の復興の様子を、熊本ゆかりの3人による写真と映像で振り返る。参加作家は、長野良市、豊永和明、長野梢人の3人。
江戸時代以降、自然災害の記録は、絵図、書物、写真、絵画、動画など様々なメディアによって行われてきた。そこには、惨状とともに復興に伴い新たな暮らしや文化が生み出されてゆく過程が記録者の視点によって残されている。
今冬で熊本地震から5年、令和2年7月豪雨から1年以上が経った。ふたつの自然災害の当時とその後の復興へ向けた取り組みの様子を、3人の写真家による写真と動画で振り返る本展が、記録者としての作家の視点と記録性について考え、今後も発生するであろう未曾有の事態への方策に関する思索を深める機会となればとしている。
長野良市(ながの・りょういち)は1957年熊本県生まれ。青山学院大学卒業。日本写真芸術専門学校卒業。写真事務所「阿蘇アースライブラリー」を設立し、国内外の自然、暮らし、文化・歴史などを幅広いテーマと多角的な視点で撮り続けている。
豊永和明(とよなが・かずあき)は1973年熊本県生まれ。大阪芸術大学映像学科中退。30代より独学で写真撮影を始め熊本を中心に活動する。その後、佐賀、東京と拠点を移しながら全国をフィールドに撮影を行い、現在はSNSで多様なジャンルの作品を発表している。
長野梢人(ながの・しょうと)は1988年熊本県生まれ。青山学院大学を卒業後、2013年に故郷・南阿蘇村に戻り、父・長野良市よりドローンと写真撮影技術を学ぶ。熊本地震後の阿蘇の復興などを動画で記録し続けている。
江戸時代以降、自然災害の記録は、絵図、書物、写真、絵画、動画など様々なメディアによって行われてきた。そこには、惨状とともに復興に伴い新たな暮らしや文化が生み出されてゆく過程が記録者の視点によって残されている。
今冬で熊本地震から5年、令和2年7月豪雨から1年以上が経った。ふたつの自然災害の当時とその後の復興へ向けた取り組みの様子を、3人の写真家による写真と動画で振り返る本展が、記録者としての作家の視点と記録性について考え、今後も発生するであろう未曾有の事態への方策に関する思索を深める機会となればとしている。
長野良市(ながの・りょういち)は1957年熊本県生まれ。青山学院大学卒業。日本写真芸術専門学校卒業。写真事務所「阿蘇アースライブラリー」を設立し、国内外の自然、暮らし、文化・歴史などを幅広いテーマと多角的な視点で撮り続けている。
豊永和明(とよなが・かずあき)は1973年熊本県生まれ。大阪芸術大学映像学科中退。30代より独学で写真撮影を始め熊本を中心に活動する。その後、佐賀、東京と拠点を移しながら全国をフィールドに撮影を行い、現在はSNSで多様なジャンルの作品を発表している。
長野梢人(ながの・しょうと)は1988年熊本県生まれ。青山学院大学を卒業後、2013年に故郷・南阿蘇村に戻り、父・長野良市よりドローンと写真撮影技術を学ぶ。熊本地震後の阿蘇の復興などを動画で記録し続けている。