EXHIBITIONS

生誕160年記念

グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生

2021.11.20 - 2022.02.27

アンナ・メアリー・ロバートソン・“グランマ”・モーゼス シュガリング・オフ 1955
個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)
© 2021, Grandma Moses Properties Co., NY

アンナ・メアリー・ロバートソン・“グランマ”・モーゼス キルティング・ビー 1950
個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)
© 2021, Grandma Moses Properties Co., NY

アンナ・メアリー・ロバートソン・“グランマ”・モーゼス 初めての自動車 1939以前 
個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)
© 2021, Grandma Moses Properties Co., NY

アンナ・メアリー・ロバートソン・“グランマ”・モーゼス 魔女 1960
個人蔵(グランマ・モーゼス・プロパティーズ、ニューヨーク寄託)
© 2021, Grandma Moses Properties Co., NY

庭で絵を描くグランマ・モーゼス 1946
写真:Ifor Thomas(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)
© 2021, Grandma Moses Properties Co., NY

 世田谷美術館で、「グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生」が開催される。グランマ・モーゼスの愛称で親しまれた、アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス(1860〜1961)の生誕160年を機に特別に企画された本展は、国内で開催される回顧展としては16年ぶりとなる。

 70代で本格的に絵を描き始め、80歳で初めて個展を開いたグランマ・モーゼスは、人生の大半を農家の主婦として家庭を支えてきたが、リウマチの悪化で得意の刺繍絵が上手くいかなくなったことをきっかけに絵筆をとった。ニュー・イングランドの自然や農村の暮らしを素朴な筆致で描いた作品は、偶然、村を訪れたコレクターの目にとまり、ニューヨークでの初個展に至った。

 身近な出来事や自然への温かなまなざしを映した作風とそのユニークなキャリアで、当時、大恐慌や第二次世界大戦を経験し疲弊していたアメリカの人々の心をとらえ、一躍人気作家となったグランマ・モーゼス。著名になってからも、変わらず農家の一主婦としての堅実な暮らしを守り、101歳で亡くなる年まで1600点以上の作品を描き続けた。

 本展は、「始めるのに遅すぎることはない」という言葉に象徴されるグランマ・モーゼスの生き方を紹介。第1章「アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス」、第2章「仕事と幸せと」、第3章「季節ごとのお祝い」、第4章「美しき世界」の構成により、最初期の作品から100歳で描いた絶筆、また愛用品や関連資料まで、日本初来日を含む約130点を展示する。

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