EXHIBITIONS

バンクシー展 天才か反逆者か 広島エディション

2021.11.06 - 12.05

GIRL WITH BALLOON

Love is in the Air

BECAUSE I AM WORTHLESS

KATE MOSS

 イギリスを拠点に活動し、世界でもっとも注目されているアーティストのひとり、バンクシー。2018年からモスクワ、サンクトペテルブルク、マドリード、リスボン、香港の世界5都市を巡回した話題の展覧会「バンクシー展 天才か反逆者か」が、広島エディションとしてひろしま美術館で開催される。

 バンクシーはイギリスを拠点に活動する匿名の芸術家。代表的なスタイルであるステンシル(型版)を使用した独特なグラフィティと、それに添えられるエピグラムは風刺的でダークユーモアにあふれ、その作風は、芸術家と音楽家のコラボレーションが活発なイギリス西部の港湾都市ブリストルのアンダーグラウンド・シーンで育まれた。社会問題に根ざした批評的な作品を手がけるアーティストとして評価されているほか、テーマパーク、宿泊施設、映画の制作など多岐にわって活動している。

 世界中のストリート、壁、橋などを舞台に神出鬼没に活動するバンクシーは、アーティストなのかビジネスマンなのか、天才なのかそれともたんなる反逆者なのか。本展では、複数の個人コレクターの協力のもと、オリジナル作品や版画、立体オブジェなど70点以上を展示する。

 会場は、「POLICE」「PROTEST」などのテーマに沿って構成。平和を願う《ラブ・イズ・イン・ジ・エア》の貴重な三部作版「スロウアー」や《GIRL WITH BALLOON》、社会的弱者をドブネズミに重ねた「RAT」シリーズなどを紹介し、鋭い社会風刺や政治的メッセージが込められたバンクシー作品の裏側にある、制作意図に迫る。