EXHIBITIONS
椛田ちひろ
見知らぬ惑星
アートフロントギャラリーでは2年振りとなる椛田ちひろの個展「見知らぬ惑星」が開催される。
表情豊かなボールペンの線が絡み合うように描かれた作品で知られる椛田が、今回は、転がってゆきそうな巨大な球を支持体として選び、インスタレーションを試みると同時に、この2年間日記のように日々描き溜めてきたドローイングを発表する。
椛田は、”そこには見えない何か”をどのように作品のうちに取り込んでゆくか、この2年間、展覧会活動を控えめにすることで、新たな可能性を探求してきた。展示会タイトルである「見知らぬ惑星」には、椛田が追い求めているもの自体が宇宙のようにとらえどころのないものであることを示していると同時に、それを理解する糸口を仮定することで導き出そうという作家の心理が表れているのかもしれない。
本展では、見えないどこかにどのように移り変わってゆくか、その足跡を辿りながら、見知らぬ惑星をめがけて飛んでゆく作家・椛田の姿が見えてくるだろう。
表情豊かなボールペンの線が絡み合うように描かれた作品で知られる椛田が、今回は、転がってゆきそうな巨大な球を支持体として選び、インスタレーションを試みると同時に、この2年間日記のように日々描き溜めてきたドローイングを発表する。
椛田は、”そこには見えない何か”をどのように作品のうちに取り込んでゆくか、この2年間、展覧会活動を控えめにすることで、新たな可能性を探求してきた。展示会タイトルである「見知らぬ惑星」には、椛田が追い求めているもの自体が宇宙のようにとらえどころのないものであることを示していると同時に、それを理解する糸口を仮定することで導き出そうという作家の心理が表れているのかもしれない。
本展では、見えないどこかにどのように移り変わってゆくか、その足跡を辿りながら、見知らぬ惑星をめがけて飛んでゆく作家・椛田の姿が見えてくるだろう。