EXHIBITIONS

NITO07

2021.09.17 - 10.11

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 アーティストが作品を1万円から販売し、購入されるごとに次回作の価格が上がっていく展覧会「NITO」の第7回が開催されている。参加作家は、伊阪柊、内田涼、迫鉄平、敷地理、鈴木諒一、高橋臨太郎、谷崎桃子、鄭梨愛、中路景暁。そして今回から新たに、尾﨑藍、倉知朋之介の2名が加わる。

 尾﨑は身近にありながらも、自分の意思が及ばない他の存在に関心を寄せ、いかにして他者と互いにふれ、感じ合えるのかについて、想像力を駆使して考察する作家。倉地は、10代の頃から動画をウェブサイトにアップロードし続けており、作品にもその動画の持つ、独自の過剰さと不条理さが遺憾なく発揮されている。

 アート / 空家 二人は開設から1周年を迎え、本展の最高価格の作品は8万円になった。また今回を機に、ロゴを新たにし、価格設定も一部改定。そして絵画、写真、版画、映像に加え、陶器や機械作品など、いままでに増して幅広い表現を展示する。
 
 なお作品の購入は先着順とし、9月23日よりオンラインでの販売も行う。