EXHIBITIONS
ミケル・バルセロ展
スペイン現代美術を代表する芸術家ミケル・バルセロ。その日本初となる大規模個展が三重県立美術館に巡回する。
マジョルカ島出身のバルセロは、自然を着想源としたダイナミックで独創的な芸術作品で名声を博し、1982年の国際美術展「ドクメンタ7」(ドイツ・カッセル)への参加以降、国際的な活躍を展開してきた。その制作活動は幅広く、絵画、彫刻、陶芸、版画に加え、パフォーマンス、そしてマジョルカのパルマ大聖堂内礼拝堂装飾やスイス・ジュネーヴの国連会議場の天井画といった壮大なプロジェクトも実現している。
またヨーロッパでの活動にとどまらず、時にアフリカの砂漠地帯やヒマラヤの高地にも赴いて作品を制作。大自然との交感はバルセロの芸術活動の重要な着想源となり、大地と海、動植物、闘牛などをテーマとした作品を生み出している。なかでも巨大な絵画作品は、そのスケールのみならず、塗り固められた様々な素材やキャンバスのしわがつくる凹凸によって、見る者に圧倒的な存在感をもって迫る。
本展では、初期から現在に至る絵画作品に加え、彫刻や陶作品などを90点以上展示し、バルセロの多彩な芸術活動の全容を紹介。前例のないユニークな方法で描かれた、「ブリーチ・ペインティング」による不思議な肖像画作品も見どころのひとつとなる。
マジョルカ島出身のバルセロは、自然を着想源としたダイナミックで独創的な芸術作品で名声を博し、1982年の国際美術展「ドクメンタ7」(ドイツ・カッセル)への参加以降、国際的な活躍を展開してきた。その制作活動は幅広く、絵画、彫刻、陶芸、版画に加え、パフォーマンス、そしてマジョルカのパルマ大聖堂内礼拝堂装飾やスイス・ジュネーヴの国連会議場の天井画といった壮大なプロジェクトも実現している。
またヨーロッパでの活動にとどまらず、時にアフリカの砂漠地帯やヒマラヤの高地にも赴いて作品を制作。大自然との交感はバルセロの芸術活動の重要な着想源となり、大地と海、動植物、闘牛などをテーマとした作品を生み出している。なかでも巨大な絵画作品は、そのスケールのみならず、塗り固められた様々な素材やキャンバスのしわがつくる凹凸によって、見る者に圧倒的な存在感をもって迫る。
本展では、初期から現在に至る絵画作品に加え、彫刻や陶作品などを90点以上展示し、バルセロの多彩な芸術活動の全容を紹介。前例のないユニークな方法で描かれた、「ブリーチ・ペインティング」による不思議な肖像画作品も見どころのひとつとなる。