マックス・クリンガー版画展

　高知県立美術館ではコレクション展「没後100年 マックス・クリンガー版画展」の後期展示を開催している。

　19世紀末のドイツの美術界に君臨した巨匠マックス・クリンガー（1857〜1920）。古今東西の音楽や思想、文学などをを織り交ぜたその版画作品は、のちのシュルレアリスムや表現主義の先駆けとなり、現代に至るまで多くの芸術家に影響を与え続けてきた。

　クリンガーの没後100年を記念した本展では、高知県立美術館のコレクションを通し、生や死、愛をテーマとしたその版画芸術の全貌を紹介する。