EXHIBITIONS
都美セレクション グループ展 2021
版行動 映えることができない
「都美セレクション グループ展」は、新しい発想によるアートのつくり手の支援を目的とした企画公募の展覧会。10回目となる今年は、「体感展企画室」「暗くなるまで」「版行動」の3グループが参加し、様々なジャンルの作品からなる、東京都美術館の展示空間だからこそ実現可能な展覧会を開催する。
ギャラリーCでは、関優花、千葉大二郎、堀内悠希、 高橋沙也葉の4名からなる「版⾏動」が「版行動 映えることができない」展を開催する。
「版行動」は、私が私であることを大切にしながら、日々の思考や制作をともにするために、2019年に活動を開始した集団。異なる目的を持ちながらも信頼関係で結ばれた他者との、時には困難を伴うような協働のなかで、複数の版からなる版画を見るときのように、作品とともに生きられた時間や経験をたどることを可能にするような態度について考えている。
関は1997年ミシガン州生まれ。2021年に横浜国立大学大学院都市イノベーション学府建築都市文化専攻博士前期課程修了。健康と体調不良のあいだを行き来する自身の体調の変化に注目し、生産性や効率性に反する体の在り方の可能性を探求している。
千葉は1992年奄美大島生まれ。14年多摩美術大学日本画専攻を卒業、16年に東京藝術大学大学院を修了。撥水現象を切り口とした思想の展開と形象化を軸に制作し、近年の個展に「Hassuism」(eitoeiko、東京、2020)など。またプロジェクト「硬軟」を主宰している。
堀内は1990年奈良県生まれ。2016年にグラスゴー美術大学で学び、18年に東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修士課程を修了。時間や空間の湾曲、偶然と因果などを主なテーマに、映像やインスタレーション、ドローイングを発表している。
高橋は、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校への交換留学やUSCパシフィック・アジア美術館での学芸インターンを経て、2020年に筑波大学芸術専門学群芸術学専攻を卒業。戦後日本とアメリカのアートシーンの交差に関心を持ち研究を行う。現在は、京都大学大学院人間環境学研究科思想文化論講座修士課程に在学中。最近の論考に「リチャード・セラのドローイング実践における版画の役割」(表象文化論学会ニューズレター『REPRE』Vol. 41、2021年)がある。
本展では、4人の「版⾏動」から生まれた作品を展示。アーティスト同士の協働、作品の完成までに経た時間や各々の経験をたどる。
ギャラリーCでは、関優花、千葉大二郎、堀内悠希、 高橋沙也葉の4名からなる「版⾏動」が「版行動 映えることができない」展を開催する。
「版行動」は、私が私であることを大切にしながら、日々の思考や制作をともにするために、2019年に活動を開始した集団。異なる目的を持ちながらも信頼関係で結ばれた他者との、時には困難を伴うような協働のなかで、複数の版からなる版画を見るときのように、作品とともに生きられた時間や経験をたどることを可能にするような態度について考えている。
関は1997年ミシガン州生まれ。2021年に横浜国立大学大学院都市イノベーション学府建築都市文化専攻博士前期課程修了。健康と体調不良のあいだを行き来する自身の体調の変化に注目し、生産性や効率性に反する体の在り方の可能性を探求している。
千葉は1992年奄美大島生まれ。14年多摩美術大学日本画専攻を卒業、16年に東京藝術大学大学院を修了。撥水現象を切り口とした思想の展開と形象化を軸に制作し、近年の個展に「Hassuism」(eitoeiko、東京、2020)など。またプロジェクト「硬軟」を主宰している。
堀内は1990年奈良県生まれ。2016年にグラスゴー美術大学で学び、18年に東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修士課程を修了。時間や空間の湾曲、偶然と因果などを主なテーマに、映像やインスタレーション、ドローイングを発表している。
高橋は、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校への交換留学やUSCパシフィック・アジア美術館での学芸インターンを経て、2020年に筑波大学芸術専門学群芸術学専攻を卒業。戦後日本とアメリカのアートシーンの交差に関心を持ち研究を行う。現在は、京都大学大学院人間環境学研究科思想文化論講座修士課程に在学中。最近の論考に「リチャード・セラのドローイング実践における版画の役割」(表象文化論学会ニューズレター『REPRE』Vol. 41、2021年)がある。
本展では、4人の「版⾏動」から生まれた作品を展示。アーティスト同士の協働、作品の完成までに経た時間や各々の経験をたどる。




