EXHIBITIONS
藤田道子 ほどく前提でむすぶ
神奈川県を拠点に活動するアーティスト、藤田道子の公立美術館での初個展「ほどく前提でむすぶ」が開催される。
藤田は1980年大阪府生まれ。2003年に東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域版画コースを卒業後、04年に東京造形大学版画コースを修了し、現在は神奈川県在住。17年には、茅ヶ崎市美術館のエントランスにおいて、建物の空間と湘南の冬の光を活かしたインスタレーションにより来館者を魅了した。
藤田は、絹糸、布、ビーズ、鏡、木片などの素材を用いて、光や風などの自然現象の微細な移ろいをみずみずしい感性でとらえ作品に仕上げる。そして、作品は置かれた場所、日、時間帯により、刻々と姿を変え、私たちの感覚を研ぎ澄ます装置のように存在する。
本展では、これまで藤田が制作してきたシルクスクリーンや小さな立体作品に加えて、近年取り組んでいるアニメーションや紙の作品、そして展覧会のタイトル「ほどく前提でむすぶ」にもつながるリボンを素材とした大規模なインスタレーションを展開。プレゼントを包み、ほどく前提で結ばれるリボンに、人間同士の柔らかな関係性を意味づけていく作家の新しい試みとなる。
藤田は1980年大阪府生まれ。2003年に東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域版画コースを卒業後、04年に東京造形大学版画コースを修了し、現在は神奈川県在住。17年には、茅ヶ崎市美術館のエントランスにおいて、建物の空間と湘南の冬の光を活かしたインスタレーションにより来館者を魅了した。
藤田は、絹糸、布、ビーズ、鏡、木片などの素材を用いて、光や風などの自然現象の微細な移ろいをみずみずしい感性でとらえ作品に仕上げる。そして、作品は置かれた場所、日、時間帯により、刻々と姿を変え、私たちの感覚を研ぎ澄ます装置のように存在する。
本展では、これまで藤田が制作してきたシルクスクリーンや小さな立体作品に加えて、近年取り組んでいるアニメーションや紙の作品、そして展覧会のタイトル「ほどく前提でむすぶ」にもつながるリボンを素材とした大規模なインスタレーションを展開。プレゼントを包み、ほどく前提で結ばれるリボンに、人間同士の柔らかな関係性を意味づけていく作家の新しい試みとなる。